サピエンスからルーデンスへ。
私たちはホモ・ルーデンス(遊ぶ人)
この世に生まれたときから、誰かに頼まれたのでもなく、
ましてや命じられたわけでもなく、自ら楽しい遊びをみつけ、
発明してしまう変わった生き物、それが私たちです。
誰かと一緒になって、あるいは誰かと競い合って、
笑ったり泣いたりしながら遊ぶ。
その体験は私たちを結びつけ、私たちを自由にしてくれました。
その大切な経験を伝えるために物語をつくり、道具をつくり、
遊びを進化させてきました。
文明のはじまりには、常に遊びがあったのです。
遊びとはただの暇つぶしなのではなく、根源的な創造なのです。
ホモ・ルーデンス(遊ぶひと)とは、
同時にホモ・ファーベル(創るひと)でもあるのです。
わたしたちは、たとえこの世界が、
どんなに不毛の荒野になろうとも−いや、
そこに花を咲かせるためにも、遊びを創造しつづけます。
遊びの創造の向こうに、新たな進化が待っています。
KOJIMA PRODUCTIONS
わたしたちは、遊ぶ人(ホモ・ルーデンス)